発泡ウレタン施工で断熱性アップ!その特徴とは
理想的な建物は夏は涼しく、冬は暖かい環境。
特に寒暖差の激しい地域では、こういった状況を維持したいところです。
もし、できるだけ外気に影響されず建物内の温度を保ちたいなら発泡ウレタン施工を検討してみてはいかがでしょうか。
発泡ウレタンとは気泡タイプの断熱素材です。
建物に吹きかけて、時間が経過するとその発泡ウレタンが固まってきます。
発泡スチロールと素材的には軽くて似ていますが、泡を吹きかけるタイプなので、隙間ができず断熱素材として使うのに向いています。
建材の隙間なく埋めることできるので、断熱性を高める以外にも、シロアリの対策や腐食の可能性を減退させる効果も期待できます。
木材に付着しても木材が腐ることはありません。
発泡ウレタンはすぐに固まる性質があるので、木材に浸透してしまうことはありません。
そして厚みを持たせて塗布すれば、防音性も高まります。
アパートやマンションで隣の部屋と壁材が薄い場合は、こういった断熱材を挟むのも効果的です。
ただし良いとこばかりの発泡ウレタンですが、熱には弱いというデメリットがあります。
火災などには十分注意する必要があります。
発泡ウレタン素材がむき出しにならないように、その後、外壁材で必ず覆うようにしましょう。